1日350gの野菜

1日350gの野菜

「食べたいと感じるものこそ、体が求めている食品」といわれているが、食に関する人間の本能は壊れていると考えた方がいい。
野菜は、かなり意識して積極的に食べる努力をしないと、なかなか十分な量が食べられない。

 

では、野菜は1日どのくらい食べるべきなのか?
2000年に始まった国民健康運動「健康日本21」では1日350gを目標としている。
これは1日に必要なビタミンやミネラルなどを食事からとるなら、野菜がこのくらい必要という逆算の発想で求められた数値だ。
だが、実際、20代〜40代の女性は平均で1日250gしか食べていない。

 

実際に350gの野菜をサラダにして用意してみると分かると思うが、350gの野菜を食べようとするとけっこうなかさになる。
「足りない分は野菜ジュースで補っている」という人もいるだろうが、ジュースは栄養の損失分と咀嚼機能が伴わないことを考慮して、表示量の半分、つまりジュース100gは野菜50g分と考えた方がいい。

 

1日350gの野菜には芋やキノコは含まれない

  • 緑黄色野菜・・・120g以上
  • その他・・・230g以上
  • 芋類・・・100g
  • キノコ類・・・10g
  • 海藻類・・・10g

 

「朝はわかめの味噌汁に納豆、ランチはキノコのカレー、夜は肉じゃがだったから、けっこう野菜は食べている」と安心してはいけない。
「健康日本21」でいう1日350gの野菜は、緑黄色野菜と淡色野菜だけの量で、芋や豆、キノコ、海藻は含まれない。
意外にハードルは高いのだ。